出戻り　辺境ホビーライフ

　改造拳銃など８６丁と実弾を自宅に隠し持っていたとして、警視庁組織犯罪対策５課と熊本県警は１３日までに、銃刀法違反容疑で、熊本市の食品メーカー「マルキン食品」会長の吉良元雄容疑者（７３）＝同市中央区世安町＝を逮捕した。同課によると、「西部劇が好きで、２０代後半からモデルガンを改造していた」と容疑を認めているという。
　逮捕容疑は２月２２日、改造拳銃８５丁と真正拳銃１丁のほか、実弾６２発などを自宅倉庫内に隠し持った疑い。
　同課によると、改造拳銃はいずれも１．２メートルの距離にある厚さ４ミリのベニヤ板３〜６枚を貫通する威力があった。自宅からは工具のほか、雑誌などを組み合わせて作った標的も見つかり、室内で発砲を繰り返していたとみられる。（時事ドットコム：2013/05/13-12:03）