2014年07月21日
京都府:銃弾譲り受け許可証、京都府などが誤交付
大阪府寝屋川市の公園で散弾銃を所持していた疑いで6月に府警に逮捕された、同市の自称自営業山下晋吾容疑者(34)に対し、京都府や地元消防が本来権限がないのにもかかわらず、誤って銃弾の譲り受け許可証を交付していたことが15日までに、捜査関係者などへの取材で分かった。
大阪府警は自宅などから銃21丁と実弾約4500発を押収した。京都府消防安全課によると、山下容疑者は昨年2月12日に散弾やライフル銃の銃弾計4千発と火薬5キロの譲り受け許可を申請。同21日に許可証の交付を受けた。山下容疑者は許可証を使って京都市内で銃弾1100発を購入したが、府公安委員会から誤交付を指摘された同課が許可証と実弾の返却を指導。3月21日に府の担当者が銃弾すべてが返却されたことを確認した。
都道府県は火薬類の製造販売業者に限り銃弾を含む火薬類の譲り受け許可を出す権限を持つ。山下容疑者は猟銃の製造販売許可を持っており、府消防安全課の齊藤近滋参事は「猟銃の製造販売許可を持つ者についても許可権限があると誤認した。複数人で許可の確認を行うなどチェック体制を強化したい」と述べた。
捜査関係者によると、山下容疑者は寝屋川市と枚方市で構成する枚方寝屋川消防組合から交付された許可証を使い、北海道旭川市の銃砲店から数百発を購入していた。消防組合は申請に基づき1月20日に交付し、誤りに気付いて返還を求めた。山下容疑者は2月17日に返還した。(京都新聞:7月15日)
大阪府警は自宅などから銃21丁と実弾約4500発を押収した。京都府消防安全課によると、山下容疑者は昨年2月12日に散弾やライフル銃の銃弾計4千発と火薬5キロの譲り受け許可を申請。同21日に許可証の交付を受けた。山下容疑者は許可証を使って京都市内で銃弾1100発を購入したが、府公安委員会から誤交付を指摘された同課が許可証と実弾の返却を指導。3月21日に府の担当者が銃弾すべてが返却されたことを確認した。
都道府県は火薬類の製造販売業者に限り銃弾を含む火薬類の譲り受け許可を出す権限を持つ。山下容疑者は猟銃の製造販売許可を持っており、府消防安全課の齊藤近滋参事は「猟銃の製造販売許可を持つ者についても許可権限があると誤認した。複数人で許可の確認を行うなどチェック体制を強化したい」と述べた。
捜査関係者によると、山下容疑者は寝屋川市と枚方市で構成する枚方寝屋川消防組合から交付された許可証を使い、北海道旭川市の銃砲店から数百発を購入していた。消防組合は申請に基づき1月20日に交付し、誤りに気付いて返還を求めた。山下容疑者は2月17日に返還した。(京都新聞:7月15日)
Posted by So-Sui at 21:30
│◆The Case of gun