2013年05月12日
3D立体プリンタで作る銃「Liberator」
テキサス州に拠点を置く団体で非営利法人の認定を求めて活動しているDefense Distributedは、世界初の3D印刷された拳銃と呼ばれているものの画像をForbesに提供した。この銃は拳銃用の標準的な弾丸を使用でき、撃針として使われている釘と、金属探知器でこの銃を検知できるようにすることを唯一の目的とした6オンス(約170g)の鋼鉄を除き、すべてプラスチックでできている。
Defense Distributedを率いるCody Wilson氏は、3D印刷された銃を作る計画を2012年に発表していた。Wilson氏やDefense Distributedのメンバーが「Liberator」(解放者)と呼ばれるこの銃を作るのにかかった期間はわずか8カ月だ。
Forbesによると、この銃はさまざまな銃身に装着できるため、さまざまな直径の弾薬が使えるという。Defense Distributedでは正常に動作することを確認後、CADファイルや構造に関する詳細を同団体のウェブサイトに一般公開する計画だ。
〜続報〜
米国務省は米国時間5月9日、3D印刷できる拳銃のファイル一式をDefense Distributedが運営するファイル共有サイトDEFCADから削除するよう要請した。Defense Distributedは3D印刷による銃をめぐって論争の的になっている団体だ。
米国務省はファイルのオンライン公開について、国際武器取引規制(ITAR)で対象になっている銃の輸出規制に抵触する可能性があると述べた。
Defense Distributedの創設者であるCody Wilson氏は米CNETの取材に対して9日、米国務省の対応は予想していたと述べた。ただし、非営利であることやパブリックドメインへの公開は例外にあたり、DEFCADがファイルをホストすることはITARで認められると考えていたという。
米国務省の要請を受けてDEFCADはファイルを削除した。ところが今度はそれから1日も経たないうちに、すべて3D印刷で製造して実際に使える世界初の銃とされる「Liberator」(解放者)を「印刷」するために必要なファイルのいくつかのバージョンが、PtoPのネットワークThe Pirate Bayで提供されているようだ。実のところ、ファイルの一部は米国務省の要請が行われる前からアップロードされていた。
Defense Distributedを率いるCody Wilson氏は、3D印刷された銃を作る計画を2012年に発表していた。Wilson氏やDefense Distributedのメンバーが「Liberator」(解放者)と呼ばれるこの銃を作るのにかかった期間はわずか8カ月だ。
Forbesによると、この銃はさまざまな銃身に装着できるため、さまざまな直径の弾薬が使えるという。Defense Distributedでは正常に動作することを確認後、CADファイルや構造に関する詳細を同団体のウェブサイトに一般公開する計画だ。
〜続報〜
米国務省は米国時間5月9日、3D印刷できる拳銃のファイル一式をDefense Distributedが運営するファイル共有サイトDEFCADから削除するよう要請した。Defense Distributedは3D印刷による銃をめぐって論争の的になっている団体だ。
米国務省はファイルのオンライン公開について、国際武器取引規制(ITAR)で対象になっている銃の輸出規制に抵触する可能性があると述べた。
Defense Distributedの創設者であるCody Wilson氏は米CNETの取材に対して9日、米国務省の対応は予想していたと述べた。ただし、非営利であることやパブリックドメインへの公開は例外にあたり、DEFCADがファイルをホストすることはITARで認められると考えていたという。
米国務省の要請を受けてDEFCADはファイルを削除した。ところが今度はそれから1日も経たないうちに、すべて3D印刷で製造して実際に使える世界初の銃とされる「Liberator」(解放者)を「印刷」するために必要なファイルのいくつかのバージョンが、PtoPのネットワークThe Pirate Bayで提供されているようだ。実のところ、ファイルの一部は米国務省の要請が行われる前からアップロードされていた。
Posted by So-Sui at 23:08
│◆The Case of gun