2011年12月03日
からくり無きサーカス
もう先月の話なんですが、勤労感謝の日に行ってきました「木下大サーカス」。むかーし、宝塚歌劇の周辺はファミリーランドといって動物園、遊園地も併設されたアミューズメントパークでした。また映画にちなんだ展示や希少動物、恐竜骨格の展示も毎年期間限定で行われており、サーカスもよく来ていました。そこで見た木下サーカスはじめデンマークサーカス・・・今思えば今の子供はあまり見聞の機会が少ないかも・・・。木下サーカスが香川県に来てるやん、なんて思いで話をしていたら「私見たことない」と女房殿。当然娘達もない。こりゃ千秋楽までに見せなきゃ・・・。
テントから売店まで自前で移動するため、門をくぐるとそこは新鮮なようでどこか懐かしい興行の雰囲気。商売っ気と華やかさが入り混じった色合いも少しすすけているのが魅惑的にすら見える。初めての雰囲気に女房子供は少し無口だが、目はきらきらと輝いている。ショーが始まると娘達は身を乗り出し、先日買い与えたオペラグラスで食い入るように楽しんでいる。昔と比べると演目や花形の扱いが変わっているようだが、特に媚びたところもなく、日本が誇る大サーカスの王道を魅せていただいた。
帰り道も終始笑顔で「これぞ興行」。こういう娯楽は続いて欲しい。
Posted by So-Sui at 22:25
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